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2007年10月 アーカイブ

2007年10月29日

自動車保険は、本当に必要なんですか?

自動車保険の必要性をご説明します。

自動車は便利なものですが、
万一事故が起きた時の被害は非常に大きいです。

自分に大きな落ち度がなくて事故に巻き込まれることもあります。

自動車の運行中は双方とも周囲への充分な注意が要請されるから、
たとえ相手方の落ち度が大きかったとしても、
全くの無過失が認められることは少ないです。

貸与や盗難によって運行された自動車による被害でも、
「管理者責任」「所有者責任」を問われる場合があります。
このような賠償に応じるのは困難なことが多いため、
普段から自動車保険が必要となります。

自動車保険の必要性は、これで終了です。

自動車保険の強制保険について

強制保険とは、自動車の使用者に対して、
加入が義務付けられている保険であり、
自動車損害賠償責任保険や自賠責共済のことをいいます。

強制保険は、被害者や遺族に対して、
最低限の賠償金を確保するための制度です。

強制保険の保険料は車種と保険期間によって定められています。

検査対象車種では自動車の登録又は車検の際に、
車検満了日までの期間を満たす保険期間での加入が義務付けられています。

強制保険の支払限度額は、被害者の重度の後遺障害の時は、
最高4000万円、死亡の場合は最高3,000万円となります。

自動車保険の強制保険の説明は、終了となります。

2007年10月30日

自動車保険の任意保険について学ぼう

自動車保険の任意保険について学びましょう。

重大な事故の場合には上記の自賠責保険だけでは不足です。

物損事故には対応できないが、
潜在的加害者である運転者の中で自力で十分な補償能力を有する者はむしろ稀であるため、
強制保険以外にも任意で他の保険にも加入しておくことが良いです。

これを任意自動車保険(任意保険)といいます。

保険期間は通常は1年です。

長期や短期の保険もあります。
保険料率は車種の他に、
運転者の年齢や運転者の範囲などによる分類によって定められ、
危険度の高いグループほど高い保険料率となります。

2007年10月31日

任意自動車保険の種類について学びます。

任意自動車保険の種類を知りましょう。

□ 対人賠償保険
自動車の運行・管理に起因して、他人を死傷させたときの損害賠償責任に対する補償です。
自賠責からの給付を超えた損害賠償額が支払われます。
保険金額は、最高「無制限」まで加入できます。

□ 無保険車傷害保険
事故に遭って死亡または後遺障害を負った場合、
本来相手方から賠償金が支払われるべきところ、
相手方が無保険だった場合、
救済措置として自車の保険から対人賠償保険相当額が支払われます。

□ 自損事故保険
自損事故の場合は、賠償金が支払われるべき相手が存在しないため、
救済措置として自車の保険から保険約款に定められた定額の保険金が支払われます。

□ 搭乗者傷害保険
車の運転中に、車に乗っていた人が死傷したときに支払われます。
他人を乗せていてケガをさせた場合、賠償事故となれば、
対人賠償保険からも保険金が支払われるが、
それとは別に保険約款に定める定額の保険金が支払われます。

任意自動車保険の種類について終わりです。

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